HEX KEY


自転車整備で最も大きなウェイトを締めるヘックスレンチ、六角 アレンキーと呼ばれる工具ですが『良いものを買って置いた方が良いよ』とゆう言葉を耳にしたので何が良い工具か再考してみました。

働き始めた30年近く前は六角と言えばPBスイス、少々ヘタってようが良い工具と思いこみ20年近く使ってました。

写真は上からWera 950SPKL・HOZAN W-110・Wera 950PKL ・Wera 950PKLS 全て5.0。

これはHEX KEYに限らない話ですが、工具は相手があって成り立つ物ですので、最近はこのメーカーがベストとは考えない様にしてます。

自転車部品の多くは海外製の物が大半で六角穴も公差大きめの物が多く有りますのでその辺をカバーする設計のWERA社製の物を主に使ってます、WERAの構造上若干ヘタリが早く角が落ち始めると先端を削り落とすスパンが早いのですがそれでも気に入ってます。

写真のWera 950SPKLはルーズになった面を削って、もう寿命が近付いてます。Wera 950PKLSは買った後気づきましたが、Wera 950PKLを使い続けるとこうなるから買わなくてもよかったかも。

自転車は様々なパーツメーカーが幅広い公差のボルトを採用してますので、国産の六角レンチのタイトめの設計も助かる事が多く、やはり相性を確認する事が一番重要だと再認識。


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メカニック担当 

昭和47年生まれの自転車大好き人間!