ARAYA TITAACE
おおよそ40年前に製造を始めたこのリムは、私が働き始めた頃にはもう製造を辞めてた様に記憶してます。
チューブラーリムだから出来るんでしょうがリムをチタンで製造したのは、知る限りこのリムのみです。
メリットは?と聞かれると当時のアラヤのアルミリムとあまり変わらぬ軽さ(300g前後)と剛性(少し落ちますが)、アルミより弾性は有ったと考えられます、スポークテンションを高く張ったものは後にリベット周りにクラックが入ってる物が多い様です。
電位の違うスチールのリベットは腐食し、もう使うことは無いと思うこのリムをついつい捨てずに取って置いてしまうのは数十年経っても変わらないこの光沢(空気中では腐食しないので)のせいでしょうか。

投稿者
bicycle planning click
メカニック担当
昭和47年生まれの自転車大好き人間!